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2023.12.26更新

今回は、乳歯が生える時期と本数についてご紹介します。
個人差はありますが、生後5~6ヶ月ごろになると乳歯が生えてきます。どのような順番で、何本生えてくるのでしょうか。

 

●乳歯が生え始める兆候
生後4~7か月ごろになると、歯ぐきがむず痒いようなしぐさを見せる、よだれが増える、夜泣きをするなどのことがあります。これらは乳歯が生え始めるサインのひとつです。乳歯が生えて不快感が解消されると、これらのサインも自然と消えることがほとんどです。

 

●生後5~6ヶ月ごろ/下の前歯(乳中切歯)
一番最初に生えてくる乳歯は、ほとんどの場合で下の前歯です。歯が生えたら、歯ブラシでの歯磨きも始めましょう。

 

●生後7~9ヶ月ごろ/上の前歯(乳中切歯)
次に、上の前歯が生えてきます。歯と歯の間に多少の隙間があったとしても、「すきっ歯ではないか?」と心配する必要はありません。乳歯は永久歯よりも小さいので、将来的に永久歯に生え変わるときに必要なスペースです。

 

●生後11ヶ月~1歳ごろ/前から2番目の歯(乳側切歯)
このころになると、上下合わせて8本の歯が生えそろうようになります。乳側切歯が生える順番は個人差によって入れ替わることもあるので、上下どちらが先に生えてきても問題ありません。

 

●1歳~1歳6ヶ月ごろ/前から4番目の奥歯(第一乳臼歯)
1歳半ごろまでには奥歯が生え始めます。奥歯は特にむし歯のリスクも高いので、溝に汚れが残らないようにしっかり磨きましょう。

 

●1歳4ヶ月~1歳6ヶ月ごろ/前から3番目の歯(乳犬歯)
前から順番に生えてくると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的には第一乳臼歯が生えた後に乳犬歯が生えることが多いとされています。

 

●1歳8ヶ月~2歳ごろ/一番奥の歯(第二乳臼歯)
最後に奥歯が生え、20本の乳歯がすべて生えそろいます。

 

●まとめ
今回は、乳歯が生える時期と本数についてご紹介しました。時期や順番はあくまでも目安であり、個人差によって多少ずれることもあります。6~7ヶ月程度の差であれば特に問題ありませんが、それ以上たっても歯が生えてこないことがあれば、かかりつけの歯科医院で相談してみましょう。
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投稿者: 藤田歯科豊中ステーションクリニック