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2024.02.26更新

今回は、デンタルフロスについてご紹介します。
乳歯から永久歯に生え変わる時期は、むし歯や歯肉炎のリスクも高くなります。いつも以上に丁寧に仕上げ磨きをすることが大切です。歯ブラシで磨くのが難しい歯と歯の隙間におすすめしたいのが、デンタルフロスです。歯ブラシで磨くだけではお口の中のプラークの6割ほどしか落とせないと言われていますが、デンタルフロスなどの補助清掃用具を併用することで8割ほどのプラークを落とせるようになります。

 

●デンタルフロスとは
細いナイロンの線維をより合わせてつくった糸状の補助清掃用具をデンタルフロスといいます。プラークを絡めとるように取り除くことができるため、汚れがたまりやすく、かつ歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間に使います。形態などいくつか種類があり、ロール状になったものを自分で切って使うイメージがある方も多いかもしれませんが、お子さまの仕上げ磨きに使用する際には持ち手のついたホルダータイプがおすすめです。

 

●デンタルフロスの使い方
歯が生え始めのころは歯と歯の間にある程度隙間があるため、歯ブラシだけでも十分に磨けるかもしれません。隙間が狭くなってくる2歳頃から、仕上げ磨きの際に保護者の方がデンタルフロスを使いましょう。小学校高学年ごろになり細かい動きもできるようになったら、自分で使っても大丈夫です。その際もできるだけ保護者の方がそばで見守るようにしましょう。

デンタルフロスは、糸の部分を歯と歯の間にあて、のこぎりのように前後に動かしながら糸を入れていきます。垂直に力をかけると歯ぐきを傷つけてしまうことがあるため気をつけましょう。糸を歯の面(両方)に沿わせながら数回上下に動かし、プラークを絡めとります。糸を取り出すときも、前後に動かしながらゆっくり引き抜きます。糸についた汚れは水で洗い流してから、次の場所に移るようにしましょう。

 

●まとめ
今回は、デンタルフロスについてご紹介しました。毎回の歯磨きで使うのが大変な場合は、夜寝る前の歯磨きの際に使うようにしましょう。大切な歯をむし歯や歯肉炎から守るためには、毎日の丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診を欠かさないことが大切です。
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投稿者: 藤田歯科豊中ステーションクリニック