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2021.11.01更新

公園の落ち葉が赤や黄、オレンジへと姿を変え、お散歩が一段と楽しい季節になりましたねleaf
昼夜の寒暖の差もだんだんと大きくなり、少しずつ冬の訪れを感じていますnico

 

syoni

 

●お口と身体の健康

1歳半検診をキッカケに歯科医院にお越しになるお子様が多いですが、実は生まれてからの授乳の仕方や離乳食の知識など、正しい摂食方法の獲得を通じて正常な口腔機能、呼吸方法の獲得、そして健やかな顎顔面の成長→健やかな身体の成長へと繋がっていきますglitter
この大事な乳幼児の時期に、当院の管理栄養士は食育のプロとしてお子様の健やかな成長をサポートしておりますnico
また、乳幼児のプロでバリバリ現役ママの保育士も、お子様や保護者様が快適に歯科医院に通院できる環境もサポートしておりますので、安心してご来院いただけたらと思いますheart3


●離乳食と歯がはえる時期について

flower2離乳食初期(5〜6ヶ月頃)

まだ歯は生えていないことが多いですが、早い子は下のAが生え始めている場合もあります。

 

flower2離乳食中期(7〜8ヶ月頃)
生後7〜8ヶ月頃に下のAが生えます。

 

flower2離乳食後期(9〜11ヶ月頃)
10ヶ月頃に、上のAが生えて、11ヶ月頃に上のBが生えます。

 

flower2離乳完了期(1〜1歳6ヶ月)

1歳頃、上下AB(合計8本)が生えそろいます。

 

flower2幼児食前期(1歳半〜2歳)

1歳半前後にDが生えて、その後Cが生えます。

 

flower22歳〜3歳にかけて

Eまで生えそろいます。

 

flower2幼児食後期(3〜5歳)

乳歯が全部そろい、食べ方が大人に近づいてきます。
個人差はありますが、こちらが一般的な目安になります。

 

●早くから硬いものを食べてはいけないのはなぜ?
まだ前歯だけしか生えていないのに早期に硬めのものを与えてしまうと、前歯で上下に噛む動きばかりが主になってしまい、奥歯で食べ物をすり潰す動きが苦手になり奥歯を上手く使えなくなってしまいますnamida
すると将来的に、虫歯や歯周病になりやすく、噛み合わせにもトラブルが起きやすくなってしまうのです。また、奥歯は食べ物をしっかり噛んですり潰す形状をしていますが、前歯は小さいため、前歯だけで食べ物を噛み潰すのは大変です汗
奥歯がまだ生えてない時期に前歯だけで頑張って食事をすると、だんだん噛む力が強くなり、それにより奥歯が生えにくくなりやすいのです。
その結果、噛み合わせが深くなり、将来的にトラブルが出やすくなってしまいますshun
なるべく奥歯をしっかり生やして、かつしっかりすり潰す動きを習得させるためにも、奥歯が生える時期まではなるべく軟らかめのものを与えるように気をつけましょうglitter


●当院のサポート体制
当院では、お子様のお口と身体の発育をしっかりサポートできる体制を整えていますstar
お口の成長と身体の成長にはとても密接な関係があり、管理栄養士がその架け橋となるべく、大活躍しております!!
授乳の仕方や離乳食の食べさせ方により、顎の骨格や歯並びに関係してきます。
かむかむプロでは一人一人にあった離乳食の食べさせ方をアドバイスしていますnico
また、乳歯のDが生えてくるまでは月に1回来院してもらっています。

他にもCAMBRAでの栄養指導や、幼児や学童期の好き嫌いの相談を随時お受けしています!
お子さんの状態が気になる方や何か不安なことがあるという方は、お気軽にご相談していただけたらと思いますnote2

投稿者: 藤田歯科豊中ステーションクリニック