指しゃぶりはずっと続けると歯並びが悪くなる、というのはなんとなくわかるけどおしゃぶりはどうなのだろうと疑問に思われる方も多いことでしょう
おしゃぶりは赤ちゃんを落ち着かせたり、泣き止ませたり、睡眠を促す効果があります
また、0歳の指しゃぶり、おしゃぶり、おもちゃ舐めなど口を使った遊びの経験は、お口の機能の発達も促します
そのようにお母さんの味方であり育児グッズとして注目されていますが、使用するにあたって将来に影響はないのかをご説明していきますね
結論からいうと長期の使用は歯並びに影響します。
おしゃぶりを口に入れると、おしゃぶりがあたる歯に力がかかりますし、行き場をなくした舌が前歯を押し出すことになります。
特に赤ちゃんの骨は柔らかく変形しやすい特徴があるため、長い期間おしゃぶりを続けるとその影響から出っ歯になりやすくなります。
出っ歯とは上の前歯が前に出ている状態を言います
出っ歯になると唇がしっかりと閉じられなくなるので、口の中が乾燥したり、虫歯の原因ともなります
日本小児歯科学会でも、できれば2歳までに遅くとも2歳半ごろまでにやめることを推奨しております
発達という面でも、子供は2歳頃から言葉がたくさん出てきますね
おしゃぶりがあると声を出す機会が奪われることになりますので、言葉を発するのが他の子供より遅くなるということも影響してきます
良いコミュニケーションをとる上でも早めの卒業をお勧めします